マカレウス (マカレウスの世界)
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かつて見たことのない文明
〜ストーリー1/2〜

パストリアス大陸の力

紀元前3731年,地球上には未だ知られていない科学文明の発達した都市があった。マカレウスという王の支配するパストリアス大陸である。

この大陸は数世紀前の嵐によって海底に沈んでいた場所であったが,休眠していた海底火山が突如爆発して再び海面に姿を現したのである。 それが探検家達によって発見され,再びこの地に人々が住むようになるまでにはそう時間を要さなかった。
しかしそこには奇妙な動きをする無数の物体が存在していた。その辺に転がっている石ころや棒っ切れなどがモゴモゴと変な動きをしているのだ。
人々は初めて目の当たりにするその光景に興味を惹かれずにはいられず,多くの人々によってその物体の研究が行われた。 その結果,ある錬金術師によって世紀の大発見が成されたのだ。
錬金術師は幾つかの不思議な物体を持ち寄り,これを溶かして化学反応させることで新たなエネルギーを生み出したのである。
研究はさらに続き,この大陸での文明はみるみるうちに発展していった。

素材の力

人々はその不思議な物体を素材と呼ぶようになり,幾つかの素材を合成することで絶対に凹んだり曲がったりしない超合金や,宙に浮遊するとても軽いが決して壊れない煉瓦などを作り出す技術が生み出された。
更にはクリーチャーという半機械的な生物を作り出す技術も開発された。
このクリーチャーは人々のペットとして親しまれ,飼い主には忠実に働いてくれる。炊事や洗濯を始め,お使いにも行ってくれるのだ。
そんな中,大陸のあちらこちらでちょっとした遊びが流行っていた。クリーチャー同士を戦わせて遊ぶというものだ。
クリーチャーの飼い主はマスターと呼ばれ,どのマスターが一番強いかを競い合う遊びだ。 今ではどこの街にもショップにクリーチャー合成マシンが置いてあり,誰でも簡単にクリーチャーを作れるほどになっている。

しかし,そんな平和な日々もそう長くは続かなかった。

奇妙な
出来事
パストリアス
の科学文明
奇妙な
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